塗料の選び方
- 「どんな色で塗るか」「どの塗料で塗るか」
- 塗料成分がアクリル・ウレタン・シリコン・フッ素と4種類
色の選び方
面積効果 (色の錯覚) |
明るい色は面積が広くなる程明るく鮮やかに見えます。 暗い色は面積が広くなる程暗くくすんで見えます。これが色の面積効果です。 サンプルカタログから色を選ぶ際には仕上がりのイメージが異なることを念頭に置くと良いでしょう。 |
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ドア、サッシ、屋根との相性 | 屋根は面積が広いのでデザイン、質感が屋根に合うように外壁の色を選ぶ事をおすすめします。 |
色見本、サンプルは参考 | 外壁は太陽光に照らされるもので、色見本は外に出て太陽光に当てて見る方が仕上がりのイメージに近いです。 雨や曇天の時の見え方もチェックすると良いでしょう。 |
ツヤ | ツヤの具合はツヤ消し(ツヤ無し)、三分、五分、七分のいずれかです。 ツヤ加減を確認する際は必ず晴れている時明るい場所でチェックすると良いでしょう。 |
汚れが目立たない色 色の工夫 |
白、黒は汚れが目立ちやすく、逆にグレー、茶色、ベージュは目立ちにくいです。 周りとの調和しやすい色が人気です。 色の組み合わせを工夫するとおしゃれな外壁に見えます。 |
もし気になっている外壁の色で実際に施工した建物の写真があれば参考にして見て下さい。
塗料を選ぶ4つの基準
- 耐久性
- 価格
- 環境対応性
- 防汚性
外壁塗料の種類
外壁塗料の種類 | 耐久年数 | メリット | デメリット |
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アクリル系塗料 | 5~7年 | 価格が安い ツヤがあり、色がはっきりしている 何度も家の色を変えたい場合に使える |
耐用年数が5~7年と短い クラックが出来やすい 塗替えを頻繁に行う必要がある |
ウレタン系塗料 | 7~10年 | 価格が安い 樹脂が柔らかく密着性が高い 木部や細部など、様々な場所に使える |
紫外線弱い(変色しやすい) 湿度が高いと性能が落ちてしまう 汚れやすい |
シリコン系塗料 | 10~15年 | 耐候、耐熱、耐水性等に優れている 費用と性能のバランスが良い塗料 色も豊富で定番の塗料 |
アクリル、ウレタン系塗料に比べ費用が高い やや弾性が低く、ひび割れする事がある 知識や経験がないと扱いにくい |
フッ素系塗料 | 15~20年 | 耐久性、耐熱性、耐寒性が高い 親水性が高く雨と一緒に汚れを落とす 耐候性が高い、風雨にさらされる屋根に使用 |
価格が高い 塗膜が固く、弾力性がない 建物が劣化すると塗料にもヒビが入ることもある |
*塗料メーカーや、取扱店により多少の誤差があります。
*環境により、耐候、耐熱、耐水性等に差がでます。
*耐久年数を補償するものではありません。
*一般的によく使われている塗料ですので、その他塗料もあります。
*弊社はシリコン系塗料を主に使用しておりますが、ご希望がありましたらお気軽にご相談ください。
*家に必要な機能や性能で塗料を選びます。
*使用する塗料を使った経験が豊富な担当者がお客様と相談して塗料を選びます。
*お客様の様々な疑問やご要望を丁寧にお伺い、ご予算のご相談もお受け致します。
*カラーシュミレーションによる、家の出来上がりのイメージを提案いたします。
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